「アカデミー賞」史上最多受賞は?全部で何部門ある?

オスカー像メイン画像

「アカデミー賞を〇部門受賞!」なんてコピーを見るけど、いまいちピンとこない。

そこでアカデミー賞とはなんなのか、最多受賞や部門数はどれくらいなのか。調べてみると「なるほど」と思うことや、知らないことばかり。

そして、そこまで高く評価されていると、やっぱり気になるし、見てみたくなる。

アカデミー賞とは

アメリカ映画が対象となる、ローカルな映画賞。

選考条件は「1年以内のロサンゼルス地区の上映作品」。授与者はアメリカ映画の業界人による団体「映画芸術科学アカデミー(AMPAS)」。

世界三大映画祭で有名なカンヌ、ベルリン、ヴェネツィアは国際映画製作者連盟(FIAPF)。こちらは規定を通れば、世界中の作品が選考対象。

ただアカデミー賞はローカルとはいえ、知名度と歴史がある。そのためマーケットに大きな影響力を持っている。(日本アカデミー賞、なんて名前をつけるくらいだし)

アカデミー賞は、アメリカ映画の健全な発展を目的に、キャスト、スタッフを表彰し、その労と成果を讃えるための映画賞。

授与されるオスカー像から、単にオスカーとも呼ばれる。

アカデミー賞は授賞式前年の1年間にアメリカ国内の特定地域で公開された作品を対象に選考され、また映画産業全般に関連した業績に対して授与される。

引用:Wikipedia

史上最多受賞と次点以下

現在の最多受賞は「11部門」、該当するのは以下の3作品。

11部門(史上最多)

ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還

長編小説「指輪物語」が原作の実写映画。

3部作累計で世界興行収入29億1000万ドル。日本円で約3000億円⋯ちょっとスケール大きすぎて、ピンとこない。(東京ディズニーシーの総工費は3000億円)

また、同作の前日譚にあたる「ホビットシリーズ」3部作も公開している。

タイタニック

実際に起きたタイタニック号沈没事故をもとにした作品。監督はジェームズ・キャメロン。映画を見ていなくても、セリーヌ・ディオンの主題歌は耳にしたことがあるはず。

ちなみに知らずに見るとびっくり、上映時間が3時間以上(194分)。しかもインターミッション(途中休憩)なし、というハードな映画。

ベン・ハー

11部門の史上最多受賞の記録をつくった作品。タイタニックを上回る3時間半(212分)の大作。(こちらはインターミッションあり)

監督はアカデミー監督賞を3回受賞した、ウィリアム・ワイラー。(監督賞の最多受賞は4回)

ワイラー監督で、いまでも有名な作品といえば「ローマの休日」。この作品でオードリー・ヘップバーンは、アカデミー主演女優賞を受賞する。

10部門

9部門

8部門

7部門

6部門

受賞部門

現在は24部門あり、そのなかで同時に受賞可能なのは18部門。(共存できないアニメや外国語、ドキュメンタリー賞があるため)

特別賞もあるが、該当者がいる場合のみのため、カウントなし。

アカデミー賞は時代にあわせて、部門も変化している。今年は「人気映画部門」を発足という話もあった。(関係者からの強い反発で見送り)

長編アニメ賞

もっとも新しく追加された部門。開始された2001年から、18回のうち13回がディズニー映画。ちなみに2002年はスタジオジブリ「千と千尋の神隠し」が受賞。

各部門

  • 作品賞
  • 監督賞
  • 主演男優賞
  • 主演女優賞
  • 美術賞
  • 撮影賞
  • 脚色賞
  • 録音賞
  • 短編アニメ賞
  • 歌曲賞
  • 作曲賞
  • 編集賞
  • 助演男優賞
  • 助演女優賞
  • 視覚効果賞
  • 脚本賞
  • 外国語映画賞
  • 衣裳デザイン賞
  • 音響編集賞
  • 短編映画賞
  • 長編ドキュメンタリー賞
  • 短編ドキュメンタリー賞
  • メイクアップ&ヘアスタイリング賞
  • 長編アニメ賞

2018年 日本人の受賞者

辻一弘(メイクアップアーティスト)

受賞作品

ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男

受賞部門

メイクアップ&ヘアスタイリング賞

実は辻一弘さん、2012年に映画界から引退し、現代美術の道に進んでいた。

しかし主演のゲイリー・オールドマンから「あなたが特殊メイクのオファーを受けないなら、私はこの作品には出ない」と言われ、1週間迷ったすえに映画界に復帰。

そして同作品にて、アカデミーを受賞。

「シェイプ・オブ・ウォーター」にも参加

同回の最多4部門受賞の「シェイプ・オブ・ウォーター」のクリーチャー製作にも参加している。

まとめ

多数受賞をまとめてみると、アメリカ経済の節目に集中している。

50年代はアメリカ黄金時代、90年代はインターネット・バブル。「歴史に残る受賞」という華やかさは、アメリカの経済成長を象徴している。

そう考えると、史上初の12部門以上は大きな経済バブルが必要になる⋯しばらくはお目にかかれなそう。

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