ハリウッドスターがごろごろ出てきて、カジノのお金とっちゃおうぜ映画。
クルーニー兄貴とブラピが一緒に出てるだけでもすごいのに、マット・デイモンとジュリア・ロバーツ・・・。こんなバブリーな映画、企画でポシャらず作れちゃうのがアメリカっぽい。
そして俳優陣だけでなく、娯楽映画としても素晴らしい。クライムアクションなんだけど暴力やセクシーシーンは皆無のクリーン映画。(窃盗とアメリカンジョーク以外)
作品情報
- 公開/2001年
- 製作国/アメリカ
- 監督/スティーブン・ソダーバーグ
- 出演者/ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、マット・デイモン、ジュリア・ロバーツ
あらすじ
カリスマ窃盗犯ダニー・オーシャン(ジョージ・クルーニー)。
4年の服役から仮釈放となったにもかかわらず、ラスティ・ライアン(ブラッド・ピット)とともに新たな仕事を手がける。
狙うはラスベガス3大カジノの巨大地下金庫に眠る、総額1億6000万ドル。ミサイル基地並といわれる金庫を突破するため、集められた11人のスペシャリスト。
前代未聞の金庫破りが始める・・・。
おすすめポイント
グイグイ引き込まれるエンタメ引力
イケてるBGM。カメラワークとテンポの良さ。
プレッシャーを感じさせずスマートにこなしていくオーシャンたち。それらが視聴者を気持ちよく映画へ誘導してくれる。
このへんはソダーバーグ監督のセンスとバランス感覚が冴え渡ってますね。「ザ・エンターテイメント」にふさわしい映画。
クセものばかりのメンバー
序盤でメンバー集めをするんだけど「こいつらで大丈夫か〜?」と見せかけて、いざ仕事になるとプロの顔になるギャップが小気味いい。
みんな犯罪者だし、本当しょーもないんだけど・・・それがどうにも人間臭くて憎めない。あとみんな口が悪すぎる。(笑)
登場人物は多いですが、キャラがしっかり立っていて混乱することもないです。個人的には爆破担当のバシャーが表情豊かで大好き。
やっぱりジョージ・クルーニー
もう笑って立ってるだけでも絵になってしまう。
もちろん役柄の方もカッコよくて、盗みの腕も超一流・・・なんだけど元妻のテス(ジュリア・ロバーツ)に未練たらたら。
クールなのに、どうにも抜けているのが愛嬌があっていい。もちろんブラット・ピットもマットデイモンもかっこいいけど・・・やっぱりジョージ・クルーニーはハマり役だと思う。
余談
ちなみにあの渋さで映画公開時は40歳⋯オーシャンズ12で歳のことでイジられてる。
まとめ
これでもかー!というくらいアメリカンエンターテインメント映画。
自分もメンバーの1人として参加して、一緒にお祭り騒ぎで盛り上がっている感じだった。ちなみに劇中で盗む1億6000万ドルですが、この映画全米興行収入1億8300万ドル、全世界では4億5000万ドル。盗んだ額よりも多いっていうオチまでついてます。
しいて気になるところがあるとれば、ドキドキはそんなになかったなーという印象。ハプニングもあるんだけど、メンバーもレベルが高すぎて緊張感がなかったかな。
全体を通してポジティブで、エネルギッシュな作品なので「楽しい映画が見たい!」という時にオススメ。
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