「Lumix G 42.5mm F1.7」レビューと作例。高い解像力と、キレがいいコントラストの中望遠レンズ。

レンズとレンズフィルターのパッケージ

来週にタイのバンコクへ旅行するので、前から欲しかった中望遠レンズを買った。

ふだんのメインレンズはOLYMPUS 25mmの単焦点。もう4年くらい使ってるお気に入りレンズ。すごい良いレンズなんだけど⋯やっぱり標準レンズなのでクセがなさすぎる。

そこで旅行をいいキッカケとして、新レンズを導入することに。



レンズのポイント

標準から中望遠レンズへ

歪みのないストレートな画角と、画面に奥行きをもたせる圧縮効果。ポートレートレンズと言われるだけあり、高い解像度にとろけるようなボケも魅力。

lumix g 42.5mm f1.7のサンプル

しかしこの中望遠、なかなかクセのあるレンズ。なんとなくで撮ると、絵作りどころか撮影対象を枠に入れることもできない。

ただクセを理解してくると、頭に絵が作れるようになる。イメージしてシャッターを切り、ハマったときの「撮った感」はたまらない。

高い解像力とコントラスト

パッと見でもわかるほど、画面のスミまでしっかりシャープ。コントラストもしっかりでメリハリのある描写。

lumix g 42.5mm f1.7のサンプル

OLYMPUSの柔らかい印象に対して、 Panasonicはピシッとしている。この辺は好みもあるから、どっちがいいとは言えないけど。

個人的には、しっかりイメージをもって撮る中望遠はPanasonicの描写がハマる。

レンズのシルエットとフード

OLYMPUS(左)と並べてみると、 縦にのびるスマートなカタチ。正面もレンズまわりが薄く、かなり軽やかなイメージ。

マイクロフォーサーズレンズのサイズ比較

そして、特に気に入ったのはレンズフード。

つけ方は、まずレンズ上部のフードカバーを外す。(最初カバーの存在を知らなくて、ワタワタしてしまった)それからレンズフードをつける。これがかなりいい。

レンズカバーの着脱

まずフードカバーを外すので、その幅ぶんカバーが飛びださない。そしてフードネジがしっかりしているので、カンタンに外れることもない(つけ外しはスムース)。

私はこういうタイプのレンズカバーは初めてなので「おぉー!コレすごい!!」となった。

マクロにも使える焦点距離

中望遠ながら31cmまでよれる使いやすさ。最大撮影倍率は0.4倍なので、マクロとしても素晴らしい。

マクロ撮影のサンプル

単焦点なので、少しでも焦点距離が広いのは頼もしい。さらにコンバージョンレンズでもあれば、サブでマクロ撮りもいける。

作例(サンプル画像)

とりあえず室内で小物を撮ってみた。

lumix g 42.5mm f1.7サンプル lumix g 42.5mm f1.7 lumix g 42.5mm f1.7のサンプル lumix g 42.5mm f1.7のサンプル

まとめ

3万円ちょいでこの解像力はスゴい、開放でもコントラストが気持ちいいシャープさ。

レンズ性能だけでなく質感や使いさすさも、しっかりと作りこまれている。こんないい撒き餌レンズ出されたら、釣られてしまうよー⋯。

いままでにない写真が撮れそうなので、このレンズを連れて出かけるのがすごく楽しみ。タイでいい写真が撮れるといいなー。

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