先週にひきつづき、ついに橘カイジに切りこみはじめた。彼はどんな人物で、どうして呉羽と結婚したのか。
かなり核心にせまる内容になっているが、はたして橘カイジは顔を見せるのか。
そして出口のない状況の晶、家を出た京谷と不穏な動きをする朱里。このドロ沼に光明はいつ見えるのか⋯。
前回の放送
放送日
- 放送局/日本テレビ系列
- 放送開始/2018年10月10日(水)
- 放送時間/毎週水曜午後10時
第6話あらすじ
第6話の感想
ポンコツ部下たちのやりあい
岡持や朱里もストーリーに参加していたが、目についたのは晶と京谷の部下たち。
京谷の部下 筧(吉村界人)
こいつがやばい。いつも先輩の京谷に突っかかるなー、と思ってたけど。酒が入ってるとはいえ、晶の部下たちに食ってかかる。
「肩書に弱い女性が」「待ち受けを彼氏彼女にするヤツは寒い」など、恋愛の価値観をガンガン否定してくる。晶の部下である松任谷や上野とは違う、攻撃性のある空気の読まなさ。
これで晶と京谷の会社、部下たちがつながった。いままでボカされていた晶たちのことに、新しい展開がうまれそう(おもに筧のせいで)。
獣になれない呉羽
恒星に「猛獣」と言わしめる、タイトル「獣になれない」のアンチキャラ⋯ではなく、彼女も悩める「ヒト」だった。
「自分のしたいこと」するはず彼女も、言えないことをもっていた。それは恒星との別れた理由。
呉羽は病気により子供を産めなくなる、そのことで恒星との関係を見つめなおす。
「きっと恒星はこう言う」という予想が、自分の気持ちとズレてしまうことに「さびしさ」を感じた。そして呉羽はその気持を恒星に伝えることなく、橘カイジと結婚する。
ここで疑問が残る。
呉羽が恒星に「別れの理由」を言わなかったこと。「自分のしたいこと」をするはずの呉羽が、なぜか恒星には伝えることはなかった。
言わなかった、言えなかった⋯それだけ恒星は特別だったのか。どちらにしても、彼女も「獣になれない」ひとりだった。
晶の恒星にむける感情
手のかかる弟をみるような、恒星といるときに見せるリラックスした晶。からかうような、じゃれるような無邪気なかけあい。
晶はプライベートも職場でも「穏やかな生活」のため、ずっと感情を押さえつけている。それがいつしか「気づかいのできる優秀な人」という、晶の求めていない人物像が、ひとり歩きをはじめる。
いつしか「だれかの望んだ自分」と「あるがままの自分」に板ばさみになっていく。
しかし晶は恒星とのお泊りから(なにもなかったけど)、他には見せない表情を見せはじめる。
イヤなことはハッキリ言って、ムリに笑うこともない。「飲み屋で会うだけの関係」「気を使う必要ないんですよ」との言葉どおり、2人のとき晶はとても素直。
仕事やプライベートの悩み、相手への印象、好きキライなど。多くのことを共有している。(来週にはさらに深いとこにも立ち入りそう)
それは呉羽が言っていた「大事なことを話せない」とは違う、とても理想的な関係に見える。
まとめ
もしかしたらと思ったけど、橘カイジの登場なし。しかも呉羽からのビックリな展開。
ただ、これでよかったかなーとも思った。
それにより晶と恒星、呉羽の関係をしっかり時間をかけれたし。せっかくここまで進んだのを、新キャラが引っかきまわすのも困る。
来週は動きのなかった京谷サイド、恒星の裏の仕事が動き出しそう。
しかし呉羽も獣じゃなくなると、残ったのは岡持だけになるな⋯。
今週のワンマン社長
ワンマン社長こと九十九とつながりのある、樫村地所 部長の橋爪。第2話で、晶を九十九に紹介したのが橋爪、どんな人間関係かと思ったら⋯。
九十九社長、めっちゃ橋爪にビビりまくり。上下関係バッチリ、まさかの天敵あらわる。橋爪部長ふだんは優しいが、パワハラする九十九をガッツリ叱りつける。
しょんぼりする九十九社長もいいな。
九十九社長の交友関係、いきなりの監視カメラ設置、いつものパワハラなど。ネタをどんどん投下してくれるし、キャラもおいしい。やっぱり社長はいいなー。
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