ついに恒星の兄、そして橘カイジが顔見せ。まあ話のなかでは、恒星兄のほうがめっちゃ重要なんだけど。
今回は松田龍平が輝く、もうキラッキラに。彼を目的に見始めた私としては感無量。ラストシーンでの演技は、本当に素晴らしかった。
前回の放送
第8話の感想
晶のハンパじゃないコミュ力
前回で京谷と別れ、ふっ切れた晶。それにより本来の洞察力とコミュ能力の高さを使い、みんなの問題を解決につなげていく。
正直なところ、次回には晶は元どおり。また振りまわされるんじゃない?と思ってたけど。ちゃんと成長した成果をしっかり発揮。
朱里のことで話を聞きにきた京谷、そのあしらい方が恒星の言い回し「嫌です」「聞くだけなら聞いてもいいよ」だったり。まわりの良いところを、どんどん吸収している。
さらにすごいのが、恒星の兄とのやりとり。
行方知れずだった兄、それを晶が偶然見つけてしまう。もちろん声をかけるのだが、やはり逃げようとしてしまう⋯そこで晶は言ったのは「手を貸してください」。
これにより恒星兄は逃げることはやめ、晶と行動することになる。
恒星から聞いた兄の性格、そして自分と似ているということ。その情報から「こう言えば、恒星兄はついてくる」、性格を利用した引きとめ策。
成長したのは素晴らしいんだけど⋯ちょっと晶の伸びしろすごすぎで、ちょっと怖い。(笑)
兄弟ゲンカ
今回の最大の見せ場、恒星と兄の和解。
かつては仲の良かった兄弟。だが少しずつ気持ちがすれ違ってゆく。親から求められた姿、兄と弟という立場。男のプライドや思春期、震災というアクシデント。
そんな「カタチのない何か」が2人を覆ってしまい、本当の姿が見えなくなってしまった。
ありふれた、でも根の深いすれ違い。その溝を埋めたのは、生々しくもくだらない兄弟の言いあい。これがすごくよかった。
過去のことを言いあうたびに、ひとつまたひとつと、わだかまりが解けていく。そのさまを見ているだけで、切ないというか胸が暖かくなるというか。
兄を見送った帰り、恒星はひとり、取り壊された実家の写真を見る。この後で松田龍平が泣くシーン、すっっごいよかった。
なんだよあの表情⋯なんだよー!松田龍平やっぱりいいなー、今まで見てきた甲斐があった。
いきなりの橘カイジ
もったいぶったのに、あっさりと出てきた⋯ていうか、ずんの飯尾かーい!(笑)
いや、ラスボス感あるから、個人的にはナイスな配役だと思うけど。見事なまでに、肩透かしを食らった。
ちょっとハードル上がりすぎてたし。他に目が行ってた時に、サラッと出すタイミング絶妙。
この脚本家さん、相当なやり手だよなー。
まとめ
ずっと言ってるけど、恒星兄弟のケンカから和解、そして恒星の涙までのシーンは最高だった。
ドラマ終わっていいんじゃない?って思った。(笑)
ただ粉飾決算のことと、晶と恒星の恋の行方⋯?がある。まあ粉飾決算は、理由と落としどころがわかればいい。
ただ晶と恒星、こっちはわからないなー。かなりいい感じだけど⋯燃えるような恋とかなさそうだし。
呉羽的に言えば、染み込む系?の恋愛になるのかな?
今週の九十九 & 朱里
九十九社長のとうふメンタル
社長の右腕でもあり、SEの支柱でもある佐久間。彼が退職するのを、必死にとめる九十九社長。(劇中では「辞める」という言葉は使ってないけど)
だが意見は平行線、そして佐久間に「九十九さん 経営者に向いてない」と言われてしまう。
それにハンパじゃないショックを受ける。社長やっぱりかわいいな、ガラスのハート(笑)
朱里のスーツ姿
ついに就職する朱里、なんだけど⋯黒木華のスーツ姿、かわいすぎるから!あのひねくれた性格はどうしたんだよー!
ガッキーとのツーショット、画面が神々しい。
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